コミュ障が男性看護師になったら

内気で会話が苦手、見た目女の子の男の子が看護師になって奮闘している日常を紹介

コミュ障男性看護師が教えるコミュニケーション術〜自分から話しかけない会話術〜

「えっ!僕くん看護師になったの!?」

「あの僕くんが?嘘でしょ!」

 

これは僕の中学、高校時代を知るお友達に再会すると必ず言われることです。

 

コミュ障だった、今でもコミュ障ですが

学生時代の当時を知る人たちからすると

高いコミュニケーション能力を必要とする看護師に僕がなったということは天地がひっくり返るような衝撃的事実なのです

 

実を言うと僕の親も

「看護師になりたいな」

と言われたときは本当に驚いたらしいです

 

看護師になろうと思ったきっかけは

今また始まったドラマ

「コードブルー」

をみて、

「看護師かっこいいな」

こんなふうに人を助ける仕事があるんだ

と思ったのがきっかけ

 

そのときまで看護師になろうなんて思ったこともなくて

 

しかもそのドラマを観たのがちょうど大学浪人中

 

将来の夢もなかった僕が、受験と夢の方向性を決めるには十分な後押しになったのです

 

そのときの僕にはコミュ障でも看護師できるのかな?みたいな考えはなくて

 

ひたすら受験勉強して

結果国立大学に受かって

女子とろくに会話したことない僕が、女子だらけ、女子しかいない看護学科に飛び込み

今や看護師3年目

 

そんな僕から今回わ

大学時代周り女子学生しかいない環境で育ち、今や思春期の女の子の患者が多い病棟で働く

そんなうちに会得した

 

「コミュ障看護師が教えるコミュニケーション術」

 

をシェアしたいと思います

これはコミュ障でもできる

コミュ障だからこそ身につけてほしい

コミュニケーション術だと僕は勝手に思ってます

 

そしてコミュ障だからと看護師を諦めない

やめないで

そんなふうにも思ってます

 

あなたはどんなコミュ障ですか?

ひとくちにコミュ障と言ってもいろいろあると思います。

このブログでは僕が患っているコミュ障を中心にお話をします。

 

僕のコミュ障はズバリ

自分から話せない

会話が続かない

3人以上の多人数になると不思議と全く発言しなくなる

 これです

僕と同じだよってかた多いんじゃないでしょうか?

 

僕みたいに

長男で、小さい頃から大人の顔色を気にして

生まれもった内気な性格なインドア男子にはもってこいのコミュ障タイプですよね

 

そして人見知りときたもの

 

看護師がそれでやっていけるのかよ〜

 

だって出会う患者みんなが初めまして

そんな方達と高い信頼で結ばれて看護を展開する

それだけじゃない

 

医療の世界は情報のスピーディかつ正確な共有、伝達が必要です。

患者から得た情報は看護師、医師と共有し方向性を決めますし

急変時は高いチームワークでコミュニケーションをとって対応が必要です。

 

患者との信頼関係の構築

看護師、医師その他スタッフとの円滑なチームワークを築くには普段からのコミュニケーションがとっても大切です。

 

やっぱりコミュ障には看護師無理じゃん!

 

いいえ、そんなことはありません

だってコミュ障の僕が今まさに看護師やってるんですから

 

さて本題に入りましょう

ここから僕が大学時代、看護師になってから会得した

コミュ障のためのコミュニケーション術を伝授いたします。

 

これはコミュ障ならば身につけたいスキルです

コミュ障にはコミュ障のためのコミュニケーション

方法があるのです

 

自分から話せないなら話さなくて良い

自分から話すのが苦手

何を話したらいいのかわからないからいつも黙りがちだよ

 

こんな僕みたいな人がコミュニケーションを取ろうとすると

「何か話さないと」

と思って空回り

 

苦手なのに頑張る内気な頑張り屋さんだから

急に出した声はなんか変なトーンになってるし

そんな感じでストレスになってどんどん黙りがちになってしまう

 

そんな僕みたいなコミュ障さんは

無理して自分から話さないでもいい

自分から話すことがコミュニケーションのすべてではない

反対に

相手から話しかけてもらえる

そんなコミュニケーションを目指しましょう

 

話しかけてもらえれば結構話せるコミュ障さんも多いはず

 

じゃあどうするの?

 

話しかけられても会話が続かないよ

大丈夫

相手から話しかけられて、なお円滑なコミュニケーションができる方法がちゃんとあります

 

普段から自分の感情を声に出そう

難易度高そうじゃないか!

これできるまでコミュ障には大変かも

でも僕が伝えたいコミュニケーション術はまさにこれなんです

 

コミュ障で黙りがちなコミュ障さんは周りから見ると何を考え、感じているのか謎な存在に見えます

 

ミステリアスといえば聞こえはいいですが

リアルな世界にミステリアスのステータスは必要ないです

 

そんな謎なコミュ障さん、話しかけづらいんです

黙りがちだから話しかけるきっかけさえ掴みにくい

 

でもそのきっかけを作ってくれるのが

感情を声に出す

ということです

黙りがちなコミュ障さんでも、ちゃんといろいろ感じてるし

繊細で深く考え過ぎるから普通の人より感受性が高い人も多いですよね

 

だったらそれをそのまま声に出してみてください

例えばこんな簡単なものでいいんです

「すごい!」

「嬉しい!」

「なにこれ?」「不思議だな」

パソコンとか電子カルテでエラー画面とか出たら

黙ってないで小さな声でもいい

「あれ?なにこれ?やばいかもしれない」とか

同僚の看護師が可愛いナースウォッチでも使ってたら、それを可愛いと思ったなら

「それ可愛い」なんて言っちゃってください

 

コミュ障のあなたから発信された感情は、周りのコミュ障じゃない人は必ず受信してくれます

そして気にかけてくれます

話しかけてくれます

会話の切り口になるんです

 

特に女性との会話では

こうした感情の共有を中心に話が盛り上がることが多いですよね

女子会に参加するとよくわかります

そう僕はなぜかよく女子会に誘われます

でも今は怖くないんです

自然と自分の感情が声に出るようになれば、女子会みたいなコミュ障にはハードルがバカ高い別世界でも楽しく会話に参加できるんです

女の子が話す内容に感じたことを声にボソボソっと

「へー面白い」「そんなことがあるんだあ」

すると

だよねー僕くんもそう思うでしょ〜

 

この方法は仕事場で良好な関係を作るのにももってこいです

話しかけられる存在になる

気にかけてもらえるようになる

というのは

看護師やっていくうえではとても良いこと

 

そして医師も話しかけやすい看護師を頼りにしてくれます

そしていざというとき助けてくれます

 

自然と聞き役になれる

気づいたかもしれませんが

このコミュニケーション方法をとると

あなたは自然と聞き役になれちゃいます

 

そう

コミュ障さんは聞き役になるのが一番です

話し手になるより聞き手のほうがコミュ障には楽ですよね

 

看護師としても聞き役になれることはとっても強みになります

 

患者からの情報はもちろん

病棟内の情報、人間関係、噂とか

ほとんど耳に入るようになるので

それを知ったうえでうまく立ち回ることもできます

 

まとめ

どうでしたか?

役に立ちそうでしょうか

 

感情を声に出す

 

僕はこれのおかげでコミュ障看護師を続けています

気をつけてほしいのは

独り言をぶつぶつ言ってるような感じにならないようにすることですね

あくまで感情を声に出すことを心掛けてくださいね

 

これを続けていれば

「早く帰りたいな」が

いつの日か 

「早く帰りたいね」

になります

 

今回はここまで

わたしはこうしてるよ、ああしてるよ

などあればコメントください

僕もまだまだいろんなコミュスキルを身につけたいです