コミュ障が男性看護師になったら

内気で会話が苦手、見た目女の子の男の子が看護師になって奮闘している日常を紹介

看護師してると女性の裸に慣れてしまう

男性看護師をしていて友達から、家族からも言われるのですが、

 

「女性の裸とか見てなんとも思わないの?慣れちゃうものなの?」

 

とよく聞かれます。

 

仕事柄、ケアのため毎日女性の裸を見ることになります。もちろん専門職ですのでただ見るだけではダメです。

患者の病気や状態に応じてしっかり観察しなければなりませんし、異常があれば医師に報告が必要です。

 

前回のブログでも紹介したように、僕は思春期の女の子の患者の多い病棟に所属してる看護師です。清拭、排泄、入浴介助などでそういった若い女性の裸を見ることは日常茶飯事となっています。

あなたの担当思春期女子はパンツを脱ぎますか?〜男性看護師は若い女性患者を受け持つのか〜 - コミュ障が男性看護師になったら

 

もちろん、若い女性の肌やデリケートな部分を露出するケアは、看護師だからといって誰でもできることではありません。このことも前回のブログで書きましたが、高い信頼関係が築けていないとまず無理なことであります。

 

女性の裸に慣れるか?

ぶっちゃけいうと慣れます。結構早い段階で慣れてしまいます。毎日ケアをしていれば、いちいち女性の裸にうろたえていては仕事が回りません。そして、そんなことを意識していたら、ケアを受ける女性からの信頼も得られないですし、「次はもういいです。」と言われかねません。

 

今回のブログでは

僕がどのように女性の裸を見ることに慣れていったか。

僕が経験した女性の裸に関するハプニング

そして、女性の肌の露出を伴うケアをするときに看護師として僕が気をつけていることをみなさまとシェアしたいと思います。

 

見た目が女の子に見えるがために起こったハプニング

自己紹介の記事でも書きましたが、僕は中性的な顔立ちのようで、普段でもそうですが、マスクしてるとほぼ女性に間違われます。肌も白いし、背も低い、体細いし、、、

 

 

 

そんなある日、まだひよっこ新人のころのお話

 

子宮頚がんワクチン接種後副作用にて新規で入院となった15歳の女の子が僕の担当(初めてのプライマリ)になったということで初めての挨拶を兼ねて検温に行きました。

 

僕「おはようございます」

女の子「ニコッ」と笑って会釈。耳にはイヤホンで音楽を聴いてる様子

あー聞こえてないなー

自己紹介は後にして検温を先にしよ

僕は身振りで「検温するよ☆」のジェスチャー

女の子も「OK」と指で合図

 

、、、実はこの段階で当時の僕はかなりうろたえてました

なぜならそのイヤホンをした少女は寝起きで病衣がはだけており、おっぱいが丸見えだったからです

今でもはっきり思い出せるのはそれだけ当時の僕にとって衝撃だったんだなと思います。

その子が着ていた病衣は浴衣タイプで、紐も結んでなかったので本当にただ羽織っているだけで前はオープン。ブラもしていませんでした。

 

当時の僕にとってはびっくりでしたが、実をいうと今でもよくあることです。

女性の病室には基本男性は入室しないですし、まして朝はみんなラフないでたちをしています。

 

そういうわけでその彼女もラフな格好で朝のまどろみにひたってたんだと思います。

そして僕はというと朝から冷や汗

見ちゃダメなのに視線がおっぱいから離れない

今更隠してくれとも言えないしいったところで聞こえてないだろうし、ジェスチャーでと思ったけどどう表現すればいいんだよ

 

検温が終わってナースステーションに帰ると

指導看護師「どうしたの?何かあった?いや、何かあったでしょ」と言われて事情説明

 

思いっきり笑われてしまいました。

指導看護師「私も新人の頃は男性のケアに慣れるまでたいへんだったし、看護師なら誰でも通る道だから心配しないでいいよ。多分君のこと女の子だと思ったんだよ。マスクしてるしw」

「後で点滴の交換一緒に行ってあげるから、ちゃんと自己紹介しなさいよ。初めてのプライマリの患者なんだからしっかり信頼関係を築きなさい」

 

優しく厳しい指導看護師。

僕も今となっては指導側の人間ですがこんなに立派じゃないなあ

 

さて、点滴交換の時間になりました

 

指導看護師とドキドキしながら病室へ

すると女の子は病衣からTシャツ姿になってました

なんだかとても恥ずかしそう

 

すでに他の看護師から

「あなたの担当看護師は男の子だからね〜。朝検温に来てたでしょ?」

と言われたとのこと

 

そう言われて朝、検温に来た看護師が男性だったことを知って、同時に初対面でおっぱい見られたことも悟ったのです

 

女の子は顔をあからめて

「さっきはごめんなさい」と恥ずかしそうに言ってきました

指導看護師が代わりに点滴の交換をしている間に互いに自己紹介をしましたが

指導看護師によるとお互い顔が真っ赤で面白かったらしいです

 

看護師3年目となった今でもこうしたハプニングはあります

 

例えば、ヘルプで女性の入浴介助に入ったときも、途中で「あら?あなた男の人だったの?」とひやっとする場面があったりします

それでトラブルになることは一度もないですが

やはり、僕は女性に間違われることを時々忘れてしまい「僕男ですけど大丈夫ですか?」と確認し忘れるとこういうことになります。

 

女性へのケアのとき気をつけていること

 

女性患者の中には、女性の看護師より僕にケアしてもらいたいと言ってくれる人がいます

 

男性看護師にとってとても嬉しいですね

 

その理由が高い看護技術と気遣いだと思います

もちろん高い信頼関係ができてることは大前提ですよ☆

 

例えば、女性患者の肌を露出するケアを行う時は、まず環境を整えます。

外から見えないようカーテンはしっかり閉めます。

 

そしてタオル

露出する肌が最小限になるようにタオルをうまく使って清拭などするようにしています

 

もちろん観察も必要

 

清拭などするときは全身隅々まで観察します。

でも観察が終われば不要な肌の露出をしないように注意します。

 

そうした方がケアを受ける患者も安心ですよね

不意に誰かが入ってきても

体がタオルで隠れてるので裸を他人に見られる心配がなくなります

 

他にもいろいろあります

ケア前に手を温めておく

途中で患者が裸のまま、その場を離れないよう物品準備を徹底する

それでも忘れ物したら自分で取りに行かないでピッチで他の人に頼むとか

 

お風呂介助の気遣い

お風呂のときに必要なことはズバリ

しっかり洗うこと

患者によっては久々のお風呂の方も多いはず

 

遠慮せずできるだけ力を入れて隅々まで洗い上げてスッキリしてもらいます

 

陰部もそうです

女性の陰部に関しては、女性より男性の方が構造的理解がある場合があります

 

だから男性の僕の方がどこざ汚れやすいか詳しいと勝手に思ってます

 

また、僕は男なので、女性が陰部を触られる感覚がわかりません

だから遠慮なしに隅々までしっかり洗い上げます

 

逆も然り

男性患者が女性看護師に陰部を洗われてるところをみると、も、もっと優しくしてあげて

と思います

女性は男性が陰部を触られる感覚なんて知らないから力加減がわからないのといっしょです

 

力加減が大丈夫かは表情から読み取りましょう

「も、もっと優しくして」

というのは恥ずかしいかも

 

今回はここまで

質問や、私はこうしてるなどあればコメントくださいね☆