コミュ障が男性看護師になったら

内気で会話が苦手、見た目女の子の男の子が看護師になって奮闘している日常を紹介

若い女の子ほど看護男子を異性として認識していない【四畳半の仮眠室】

こんにちは

 

忙しくてブログ更新せずに過ごしていたら

いつの間にか4年目看護師になってしまったコミュ障看護師です

男です

 

いよいよベテラン勢力へと足を片方突っ込んだ状態になってしまいました

教育、研修、研究でなかなかブログが書けません

 

さて春になって新人看護師さんが入職しましたね

僕の病棟は今年も男の子の採用がなく

相変わらず男一人で頑張ってます

 

なぜ僕の病棟に男性看護師が採用されないかは

過去の記事を読んでみたらわかりますよ

yutanponeko.hatenablog.com

 

今回のテーマは

「若い女の子ほど看護男子を異性として認識していない」

です

 

年々増えているとは言っても

男性看護師というのはまだまだ希少種

さも女性看護師にモテモテなのだろうと思うかもですが

 

決してそんなことはないです

 

仲良くはなります

しかしみんなみんな恋人未満のお友達止まりです

男と言うよりは

女友達感覚なんだろうなって感じです

 

特に若い女の子ほど僕たち看護男子を男の子としてみていない傾向がある気がします

逆にベテラン勢看護師さんたちの方が異性として気を使ってくれています

 

そんな傾向を証明するような普段の出来事を

今回ブログでシェアしたいと思います

 

この記事が

この春めでたく看護師になられた看護男子くんたちの

いろんな期待を裏切るかもしれないですが

 

四畳半の仮眠室

今回のサブタイトルにもなっている

四畳半の仮眠室

 

この仮眠室をめぐる出来事が

まさに今回のテーマを証明するのにぴったりなのです

 

僕の病棟には

小さな仮眠室がひとつだけ存在します

夜勤の時に

この仮眠室を誰が使うかの見えない闘争が毎回繰り広げられます

 

僕の病棟の夜勤体制は

看護師3人と看護助手1人の4人体制です

助手さんには助手さん専用の仮眠室があるので良いのですが

 

看護師はひとつの狭い仮眠室をシェアしないといけません

 

夜勤休憩は交代で行います

必ず一人は病棟に残って

他のメンバーは時間差で休憩に入る感じです

 

つまり看護師同士で休憩時間が1時間ほど重なるので

小さな仮眠室を二人でシェアするか

処置室の固いベットにシーツを敷いて仮眠をとるかに

選択肢が分かれるのです

 

大抵は仮眠室と処置室にそれぞれ分かれます

快適性は断然仮眠室がいいです

空調、テレビ、冷蔵庫、お菓子ジュースなんでもあり

畳の部屋なので落ち着きます

 

処置室は不快です

清潔を保たないとなので飲食禁止

硬いベットでただ仮眠をとるだけ

携帯禁止

ナースコール、モニター音が聞こえて落ち着かない

 

僕とベテラン中堅看護師さんとペアで休憩になる時は

大抵仮眠室を譲ってくれます

休憩前に「僕くん仮眠室使っていいからね、私処置室で寝るからー」

っとこんな感じ

 

お互い寝ない派の人たちのペアでは二人で仮眠室を使ってお話をして過ごすパターンもあります

 

僕は少しでも寝て朝に備える派です

 

若い子と休憩が重なる時は中堅さんとのそれとは違います

 

「僕さん、休憩室で寝てていいですからね、私も後で行きますから」

これです

「私も後で行きますから」

そう

 

若い子と休憩がペアになる時は

大抵二人とも仮眠室です

 

先に僕が寝ていると

そおーと入ってきて

携帯をしばらくぽちぽちして

そして寝てしまうのです

 

狭い仮眠室

寝息が聞こえる距離で二人きりで仮眠をとる

 

今は慣れっこですが

はじめはドキドキでした

 

妹ほどの年の離れた女の子とたった四畳半の仮眠室で

寝てしまう

 

想像してみて

 

怖い怖い

 

お互い無防備

何かしでかしそうで怖い

 

しないけど

 

でも寝返りをしていつの間にか密着して寝てることがあるので

かなり焦ります

 

逆も然り

相手が寝返りをして僕にくっついていることもあります

 

 

僕の病棟は20代の看護師が僕含め5人いますが

みんなこんな感じ

一緒に寝ます

 

仮眠室で寝たほうが楽だし

相手を不快な処置室に追いやるより

一緒のほうが合理的

 

不快な仮眠をとるより

僕君とでも狭い仮眠室で過ごすほうがいい

 

と一人の女の子が僕に教えてくれました 

 

「まあ、僕くんを異性としてみたことなんてないけどね」

ですって