コミュ障が男性看護師になったら

内気で会話が苦手、見た目女の子の男の子が看護師になって奮闘している日常を紹介

若い女の子ほど看護男子を異性として認識していない【四畳半の仮眠室】

こんにちは

 

忙しくてブログ更新せずに過ごしていたら

いつの間にか4年目看護師になってしまったコミュ障看護師です

男です

 

いよいよベテラン勢力へと足を片方突っ込んだ状態になってしまいました

教育、研修、研究でなかなかブログが書けません

 

さて春になって新人看護師さんが入職しましたね

僕の病棟は今年も男の子の採用がなく

相変わらず男一人で頑張ってます

 

なぜ僕の病棟に男性看護師が採用されないかは

過去の記事を読んでみたらわかりますよ

yutanponeko.hatenablog.com

 

今回のテーマは

「若い女の子ほど看護男子を異性として認識していない」

です

 

年々増えているとは言っても

男性看護師というのはまだまだ希少種

さも女性看護師にモテモテなのだろうと思うかもですが

 

決してそんなことはないです

 

仲良くはなります

しかしみんなみんな恋人未満のお友達止まりです

男と言うよりは

女友達感覚なんだろうなって感じです

 

特に若い女の子ほど僕たち看護男子を男の子としてみていない傾向がある気がします

逆にベテラン勢看護師さんたちの方が異性として気を使ってくれています

 

そんな傾向を証明するような普段の出来事を

今回ブログでシェアしたいと思います

 

この記事が

この春めでたく看護師になられた看護男子くんたちの

いろんな期待を裏切るかもしれないですが

 

四畳半の仮眠室

今回のサブタイトルにもなっている

四畳半の仮眠室

 

この仮眠室をめぐる出来事が

まさに今回のテーマを証明するのにぴったりなのです

 

僕の病棟には

小さな仮眠室がひとつだけ存在します

夜勤の時に

この仮眠室を誰が使うかの見えない闘争が毎回繰り広げられます

 

僕の病棟の夜勤体制は

看護師3人と看護助手1人の4人体制です

助手さんには助手さん専用の仮眠室があるので良いのですが

 

看護師はひとつの狭い仮眠室をシェアしないといけません

 

夜勤休憩は交代で行います

必ず一人は病棟に残って

他のメンバーは時間差で休憩に入る感じです

 

つまり看護師同士で休憩時間が1時間ほど重なるので

小さな仮眠室を二人でシェアするか

処置室の固いベットにシーツを敷いて仮眠をとるかに

選択肢が分かれるのです

 

大抵は仮眠室と処置室にそれぞれ分かれます

快適性は断然仮眠室がいいです

空調、テレビ、冷蔵庫、お菓子ジュースなんでもあり

畳の部屋なので落ち着きます

 

処置室は不快です

清潔を保たないとなので飲食禁止

硬いベットでただ仮眠をとるだけ

携帯禁止

ナースコール、モニター音が聞こえて落ち着かない

 

僕とベテラン中堅看護師さんとペアで休憩になる時は

大抵仮眠室を譲ってくれます

休憩前に「僕くん仮眠室使っていいからね、私処置室で寝るからー」

っとこんな感じ

 

お互い寝ない派の人たちのペアでは二人で仮眠室を使ってお話をして過ごすパターンもあります

 

僕は少しでも寝て朝に備える派です

 

若い子と休憩が重なる時は中堅さんとのそれとは違います

 

「僕さん、休憩室で寝てていいですからね、私も後で行きますから」

これです

「私も後で行きますから」

そう

 

若い子と休憩がペアになる時は

大抵二人とも仮眠室です

 

先に僕が寝ていると

そおーと入ってきて

携帯をしばらくぽちぽちして

そして寝てしまうのです

 

狭い仮眠室

寝息が聞こえる距離で二人きりで仮眠をとる

 

今は慣れっこですが

はじめはドキドキでした

 

妹ほどの年の離れた女の子とたった四畳半の仮眠室で

寝てしまう

 

想像してみて

 

怖い怖い

 

お互い無防備

何かしでかしそうで怖い

 

しないけど

 

でも寝返りをしていつの間にか密着して寝てることがあるので

かなり焦ります

 

逆も然り

相手が寝返りをして僕にくっついていることもあります

 

 

僕の病棟は20代の看護師が僕含め5人いますが

みんなこんな感じ

一緒に寝ます

 

仮眠室で寝たほうが楽だし

相手を不快な処置室に追いやるより

一緒のほうが合理的

 

不快な仮眠をとるより

僕君とでも狭い仮眠室で過ごすほうがいい

 

と一人の女の子が僕に教えてくれました 

 

「まあ、僕くんを異性としてみたことなんてないけどね」

ですって

 

 

 

 

 

女子更衣室でお着替え〜看護男子は女子扱い

それはつい先日のこと

忘年会の余興まえ

 

前回のブログでも紹介しましたが

僕は今年の法人忘年会の新人さんの余興に誘われてサンタさんコスでダンスを踊ることになりました

 

経緯は前回のブログをお読みください

 

三年目看護師の僕と他8人の新人女性職員のハーレムのなかで、毎日のように仕事終わりに練習して

 

いよいよ本番

 

『こちらでお着替えくださ〜い』

と通されたのは8畳くらいの控え室

 

ん?自然と中に通されたけど僕用の更衣室は?

運良くひとりの女の子がこの状況に気づいて

『あれ?僕くんもここで着替えるの?』

と助け舟

 

だけどすかさず

『僕くんなら別に見られても平気だから一緒の部屋でいいよ』

と言いながらもう服を脱いでる

 

周りを見るとみんな躊躇なく脱いでるわで僕の方が恥ずかしくなるくらい

 

医療法人であるためこの忘年会はいいところのホテル

 

ランクの高いドレスコードが指定されていて、女の子たちはいい服を着てるのです

 

つまり、うまく隠しながらサンタさんコスに着替えることはできなくて

しっかり一旦脱ぐのです

 

なかにはワンピから下着の線が見えないようにTバックパンツを履いてる人もいて

 

目のやり場に困りながら、それでいて動揺が伝わらないよう気をつけながら僕もお着替えしました

 

周りを見ながら、

へー、女の子ってこんな風にストッキング履くんだ

なんか面白い動きしてるw

なんてこの際だからこの光景、状況を楽しみました

 

 

着替え終わるとサンタさんコスの女の子に髪を整えてもらい、化粧をしてもらって

 

お部屋の中は化粧品なのかヘアワックスなのかとてもいい香り

 

僕は女の子たちの手によって、一見すると本当の女の子になったかのような

 

女装サンタさんコス三年目コミュ障男性看護師になってしまいました

 

ヤバイ

 

 

このブログを読んでくれている男性の皆さん

あなたは女子更衣室でお着替えしたことありますか?

それも更衣室は20歳そこらの女の子数人がお着替え中の、、

普通だったら、その更衣室の扉を開けた時点で警察へGOですよね

 

でも僕はあります

 

男性看護師もしくは学生さんのなかには似たような経験ある人多いんじゃないでしょうか?

 

つまり、男なのに女の子扱いされてる

そんな状況

 

男性看護師の行く末

ある日突然女子だらけの看護学校に飛びこんで、女子とろくに話せない男子が

 

女子しかいない環境に身を置くと

多くの場合2つのルートに分かれます

 

1.最後まで男性、異性として見られてクラスの女子と恋人関係になったり人生最大のモテ期に入る人

ただしイケメンに限る

 

2.時間が経つにつれて男としてのアイデンティティを喪失し、恋人未満の多くの女子の友達ができる

そしていつのまにか周りの女子からも男というよりは女友達のように扱われるようになる

 

僕は完全に⑵でした

一般男性の皆さん

女の子から突然

『僕くんナプキン貸して、生理なのに忘れちゃった』とか言われたり

 

目の前でスカートめくって

『毛糸のパンツあったかいよ』とか

 

実家生の女の子の家でお泊り女子会に参加したり

 

あります?

 

あの時の女の子のお父様はどういう感情で僕を家に入れたのだろう

 

男性看護師、学生さんなら分かってくれるかな?

同じだよっていう人いたら共感してほしいな

 

生理関連に関しては本当によくあったので学生の時は携帯用のナプキンと、イブを持つようにしてました

女の子から『どうしてもってるの?w』

って言われないところからして

やはり男として見られてないですよね

 

『僕くんのこと大好きだけど、恋人にするのは違うかなぁ』て

言われるのです

 

男性看護師が教えるハーレム状態の楽しみ方

男性看護師が避けては通れないハーレム

 

看護学生のとき、実習などグループを作る時は必ず男は女性の中でひとりにさせられます

 

つまりハーレムです

 

何故なら

男性看護師はまだまだ少数派

 

実際に働くように慣れば周りは女性看護師が多いはず

 

学生の時から女性に囲まれた環境になれておく必要があるのです。

 

今でも僕の病棟は男性看護師ぼくひとりで、女性だけの環境に慣れてきてしまっているのですが

 

最近特にハーレムを意識する状況が発生したので、この機会にハーレム状態中の男性のあるべき姿についてアドバイス的にシェアしてみようと思います

 

久しぶりにハーレムを意識した

『あのー、僕先輩、今度の忘年会で新人職員全員でダンスをするんですけど、一緒に出てくださいませんか?』

と、相談室のかわいい新入職員さんがもじもじしながら僕にそう声をかけてきました

新人さんの余興なのに、どうして看護師3年目の僕に声がかかるんだ?

 

コミュ障かつ頼まれたら断れない僕はNOといえず

その誘いを承諾しました

 

余興の話し合いをすると言うことで行ってみるとそこは女性しかいない8人、僕を含めると9人

 

あれ、今年の新人さん女性だけだったんだー

 

ということで、下は19歳の介護職員から22歳までの看護師、事務、相談員でなるグループに、26歳の若干おじさんに足を踏み入れつつある僕が飛び込んでしまったのです

 

若い女性だけのハーレム状態は最近なかったので、緊張するし、コミュ障爆発!

 

なんで?なんで僕は誘われたんだ!

 

すると

『あのー、とても言いにくいんですけど、ダンスのとき、僕さんに女装をしてほしいんです』

 

(*゚Д゚*)なにー!?

 

以前のブログにも書いてますが

僕の容姿は中性的らしく、よく女性に間違われることがあります。

その僕に女装をしてほしいというマニアな女子がいたらしく僕を誘ったとのことです

 

あー、嫌だけど断れない

あの若いかわいい目でお願いされたらNOとは

 

はい、承諾しましたよバカヤロー

 

承諾した途端にみんな嬉しそうに僕のボディーサイズを測りだすし若いって元気だなあと思ってました

 

それからダンスの練習をしながらも新人さんと仲良くなってコミュ障も少し落ち着いてきました

 

しかし、ハーレムというのは他の男性から見ると羨ましく見えますが、とても多くの危険を孕んでいる状況でもあるのです

 

その危険を理解して正しい立ち振る舞いをすればハーレムを楽しむことができるので、参考にしてみてください

 

実際にハーレムを経験するとわかること

いつもと違う自分を演じがち

ハーレム状態になると緊張するし、あわよくば少しでもカッコよく思われたいと思うこともあります

だからといって、無理に強がったり、カッコつけると必ず失敗します

必ずです

何故なら僕は今までたくさん失敗してるから

ハーレム状態の鉄則は

素直な自分を保つことです

緊張してるなら緊張しとけばいいし、コミュ障の人はコミュ障のままでいいんです

そうしてれば周りの女子は僕たちの扱いをだんだん理解してくれます。

ハーレム中の男は頑張らずに周りに任せていいんです

 

僕も今回の状況のなかその鉄則を守ったお陰で、気を張らずにハーレムを楽しんでます

 

ハーレムのとき、素の女性の姿を知ることができる

ハーレム中は素直な自分でいることが大事といいましたが、反対にハーレム中は素直な状態の女性を見ることができます

 

どういうことかというと、変にぶりっこしたりしてないなどです

 

女性の中には男性の前だと態度や声色、振る舞いを変える人がよくいると、とある女子会で耳にしたことがあります

 

しかしそういうことはハーレム中の男性の前では発生しません

 

なぜなら他の女子の目があるからです

他の女子の目つまり抑止力の働く中で、男性がいるからといってぶりっこを演じることはできないのです

 

だから、ハーレム中はその人の本当の素直な姿をみることができます

 

つまり変に自分を演じないという僕のアドバイスをまもれば、ハーレム中は男性、女性ともに素直な状態で付き合うことができて

それはとても楽しいのです

 

そんななかで生まれた恋なんてうまくいきそうですよね☆

 

 

どうだったでしょうか?

一般男性ではなかなか経験できないハーレム

でもそんな希少な状況に巡り会えたときは失敗しないように参考にしてみてくださいね

 

ダンスの練習がんばろ

 

 

 

 

おっぱいでそれどころじゃなかった話

男性看護師

今では珍しくないと言ってもまだまだ少数派

女性が多いなかで働いているとえっちな出来事がたくさん発生します

 

今では慣れてしまってよほどのことがないと動揺しなくなりましたが、その中でも特に印象深かった体験をシェアしようかなと思い筆をとりました。

 

看護師してれば毎日おっぱいは見る

以前ブログにも書きましたが

看護師の仕事をしていれば、女性の体をみることは日常茶飯事です。

入浴を始め、清拭、排泄、術後ケアなどただ見るだけではなくしっかり観察します

さらにバルーンや導尿だったり、座薬だったりは手で触れる場面もでてきます

 

つまりおっぱいどころじゃなく全身隅々なんです

看護師してると女性の裸に慣れてしまう - コミュ障が男性看護師になったら

 

もちろん男性看護師は看護師だからといって、特に若い女性のそういったケアに参加できるとは限りません

 

信頼関係がしっかり出来てないと絶対にぜったい無理です

 

僕は思春期の女の子が多い病棟で働くたったひとりの男性看護師です。僕がその子たちのケアにどう参加してるかもブログに書いてますので覗いてみてくださいね

あなたの担当思春期女子はパンツを脱ぎますか?〜男性看護師は若い女性患者を受け持つのか〜 - コミュ障が男性看護師になったら

 

さて本題、今回のブログタイトル

『おっぱいでそれどころじゃなかった話』

を致しましょ

 

新人さんの採血練習

昔は学校で学生同士で採血の練習をしていたそうですが

最近は国家資格を持つまで本物の人間に針を刺すことはしないです

今でも学生同士でやるとこあるのかな?

 

僕も看護師になるまでは人に針を刺したことはないでした

そしてそんな新人さんが初めて人に針を刺すのは、患者ではなく看護師です

つまり練習です

 

もお刺す方も刺される方も緊張します

 

そして、新人さんの練習用に腕を差し出すのは大抵男性看護師ですとほほ

女性より血管が目立ちますし、初めてにはもってこい

だから僕も腕を差し出すことがあります

 

それは僕が初めて新人さんに腕を差し出した時の話

僕の血管は一見よく見えません

しかし、駆血帯で縛ると正中静脈がいい感じに触診でわかります

でも目では見えにくい、完全に手に伝わる感覚で血管の走行を探り針を刺さなくてはなりません

つまり練習にはもってこいなのです

 

生まれて初めて人に針を刺す新人さん

そんな新人さんに腕を差し出す恐怖

お互い緊張です

 

駆血帯を巻いて必死に目を凝らし、正中を触りまくって血管を探る新人さん

 

僕はというと恐怖

よりも違う焦りが出てきてパニック中!

 

僕の伸ばした手が新人さんのおっぱいと机に挟まれて

完全におっぱい掴んでる状態になっちゃってるじゃん!

 

ヤバイ

ヤバイぞ!

硬めの白衣の生地のしたに確実に伝わる柔らかな感触が

 

ここで「(血管が浮かびやすいように)手をグーパーしてください」

なーんて言われたら完全におっぱい揉んでる状態になるぞ!

 

そんな状態のまま針は刺され、痛いのかどうかもわからないまま血を抜かれ

駆血帯を外さないまま針を抜かれたせいで血がドバドバ出ていることもどうでもよくて

 

早くこの挟まれ状態なんとかして!で頭がいっぱいでした

 

結局新人さんはおっぱい触られてることには気づかなかったみたい

 

結構よくあるおっぱい触っちゃう状況

僕男だからわかんないんだけど

おっぱい当たってる感覚ってわからないものなんでしょうか?

 

実はこういうことはよくあるんです

 

例えば学生のときも

血圧測定の学生同士の練習の時も

伸ばした僕の手に練習相手の女の子の胸が当たったり離れたり

人によっては机とおっぱいで僕の手がサンドイッチ状態になったり

 

こういう時他の男性から見れば羨ましい状況かもですが

実際こうなると冷や汗が止まりません

 

 

わざとだとしたらもっと怖いですが

 

今回はここまで

 

 

 

大卒看護師は使えない?〜その即戦力誰のため?〜

今回はえっちな内容ではないので期待してた方はごめんなさい

 

「大卒の新人は使えない」

「専門学校卒の方がすぐ動けるし、即戦力になるよね」

 

って会話を一度は耳にしたことないですか。

看護師の資格取得方法は多岐にわたり、専門学校に通ったり、5年一貫高校で看護を学んだりなど、国家試験は同じものを受けるのにいろんな道があることは前回の記事に書きました。

 

資格は同じなのに、高校、専門学校、大学と難易度も学習期間も違うから、よく「大卒がどうのこうの」という話になります。

 

そして大抵不満や怒り、妬みの矛先は大卒看護師に向かってしまうのです。

 

今回は、卒業した学校の違いでよくある対立について大卒看護師の視点からシェアしていこうと思います。

 

ちなみに僕は国立大卒の看護師です

 

大卒新人看護師は使えない?

大卒の新人さんが、専門学校卒の看護師より仕事ができないとよく言われる風潮があることは知っているでしょうか?

 

こんな風に大卒さんが揶揄されるのは大卒ゆえに待遇が良かったり、将来昇進しやすいなどからの妬みもあるからとも思います。

 

しかし僕が新人看護師の時は本当にポンコツでした。同期の専門学校卒さんは、「ここで働いてたでしょ?実は新人さんじゃないでしょ?」ってくらい仕事ができてました。

 

技術も最初から洗礼されてるし、見学も一度しとけばほぼ完璧にこなす専門学校卒さんに置いてけぼりを食らって落ち込んでたのを今でも覚えてます。

 

僕も当時はこの状況が不思議でなりませんでした。

 

よく専門学校卒の方が即戦力になるとは聞いたことがあります、卑しい看護師は「大学まで通って資格取る必要ないでしょw」みたいなこと言う人もいます。

 

看護師じゃない一般の人も、専門学校レベルの人ができる仕事なのに大卒である必要はないでしょ

と思うかもしれません

 

僕はそう思いません

 

どの学校を出ていても資格さえあれば看護師の仕事はできます

 

でも僕はその仕事の中身に違いが出るのだと思ってます

 

大卒新人看護師が使えなくて専門学校卒のほうが即戦力になる?

実はそんなの当たり前!

僕の偏見からその理由を解いてみましょう

 

専門学校卒さんが即戦力になる理由

専門学校卒さんの方が即戦力になる

それはひとえにそういう教育をしているから

 

僕は今や学生指導をもこなす生意気な看護師です

僕がいる病院には、大学の看護学生と専門学校の看護学生、さらに5年一貫高校の看護学生の実習を受け入れています。

 

それぞれの指導をしたり、教員の指導方法や、それぞれの学校の実習マニュアルをみたりしてると、専門学校卒さんが即戦力になるようなカリキュラムが組まれてるのがなんとなくわかります。

 

例えば、専門学校の看護学生のノートを見せてもらったことがありますが 

 

看護技術に関して

 

僕のあくまで印象ですが

「この時はこうする、こんな時にはこう考えられるからこうする」みたいなパターンマニュアル的なものがノートにびっしり書いてありました

綺麗な字で

専門学校は3年間

3年で実習も看護技術も勉強も国家試験対策もするんだから限られた時間で仕上げるカリキュラム内容になってしまうことが伺えます

 

「この時はどうしたらよいか?どんなことが考えられるかな?こうしたらこうなるかもしれないからどうしたらいいの?いったいなにが正解なの?」

大学の看護の勉強ってこんな感じ

これを、読んでくれてる大卒看護師さんなら

あーわかるわーってなりませんか?

 

大学って時間たくさんあるから

時間をたくさん使わないとできないような教育の仕方をするんです

 

教授たちはいろんな問題を投げかけてくるのに正解は教えてくれない

でも考えるための、知恵だったり、経験談くれたり、、、

 

つまりは自分で答えを見つける、考える教育

自らの力で独自の看護観を形成する

 

そこに時間をかけるから、看護技術はそこまで訓練しません

教授いわくそういう技術は現場でできるようになっていけばいいし、最初からできなくてもよいと

 

看護技術の勉強方法も違いがあります

けしてパターンで勉強しません

学内看護技術実習も、みんなで意見をだしあって

「こんなときどーすんの?こうしたらこうなっちゃうよねどうしたらもっとよくなるのかな?教科書通りにしてたらこういうときに対応できないよね?」

ってな感じです

 

こんな勉強方だからレポート量はすごいです

 

看護実習生さんの記録を指導してますが

やっぱり全然違う印象です

 

これが即戦力に違いがでる理由です

 

もちろんあくまで僕の経験に基づく偏見ですよ

この記事を書くために卒業した大学の教授にも意見を頂戴し議論しましたが、、

やっぱりこういう答えに行き着いた次第です

 

 

即戦力即戦力いう人へ

その即戦力誰のため?新人さんは新人さん

看護師じゃなくても一般企業でも新人は即戦力にならないのが当たり前

技術は後からついていく

技術が同レベルになったとき

知識と教育の違いから質に違いがでてくる

大卒新人看護師さんは即戦力にならないからって落ち込まないでね

 

次回のブログでは

大学を卒業して看護師になる必要がどういうところにあるのか解説しようかな

 

 

 

 

看護師してると女性の裸に慣れてしまう

男性看護師をしていて友達から、家族からも言われるのですが、

 

「女性の裸とか見てなんとも思わないの?慣れちゃうものなの?」

 

とよく聞かれます。

 

仕事柄、ケアのため毎日女性の裸を見ることになります。もちろん専門職ですのでただ見るだけではダメです。

患者の病気や状態に応じてしっかり観察しなければなりませんし、異常があれば医師に報告が必要です。

 

前回のブログでも紹介したように、僕は思春期の女の子の患者の多い病棟に所属してる看護師です。清拭、排泄、入浴介助などでそういった若い女性の裸を見ることは日常茶飯事となっています。

あなたの担当思春期女子はパンツを脱ぎますか?〜男性看護師は若い女性患者を受け持つのか〜 - コミュ障が男性看護師になったら

 

もちろん、若い女性の肌やデリケートな部分を露出するケアは、看護師だからといって誰でもできることではありません。このことも前回のブログで書きましたが、高い信頼関係が築けていないとまず無理なことであります。

 

女性の裸に慣れるか?

ぶっちゃけいうと慣れます。結構早い段階で慣れてしまいます。毎日ケアをしていれば、いちいち女性の裸にうろたえていては仕事が回りません。そして、そんなことを意識していたら、ケアを受ける女性からの信頼も得られないですし、「次はもういいです。」と言われかねません。

 

今回のブログでは

僕がどのように女性の裸を見ることに慣れていったか。

僕が経験した女性の裸に関するハプニング

そして、女性の肌の露出を伴うケアをするときに看護師として僕が気をつけていることをみなさまとシェアしたいと思います。

 

見た目が女の子に見えるがために起こったハプニング

自己紹介の記事でも書きましたが、僕は中性的な顔立ちのようで、普段でもそうですが、マスクしてるとほぼ女性に間違われます。肌も白いし、背も低い、体細いし、、、

 

 

 

そんなある日、まだひよっこ新人のころのお話

 

子宮頚がんワクチン接種後副作用にて新規で入院となった15歳の女の子が僕の担当(初めてのプライマリ)になったということで初めての挨拶を兼ねて検温に行きました。

 

僕「おはようございます」

女の子「ニコッ」と笑って会釈。耳にはイヤホンで音楽を聴いてる様子

あー聞こえてないなー

自己紹介は後にして検温を先にしよ

僕は身振りで「検温するよ☆」のジェスチャー

女の子も「OK」と指で合図

 

、、、実はこの段階で当時の僕はかなりうろたえてました

なぜならそのイヤホンをした少女は寝起きで病衣がはだけており、おっぱいが丸見えだったからです

今でもはっきり思い出せるのはそれだけ当時の僕にとって衝撃だったんだなと思います。

その子が着ていた病衣は浴衣タイプで、紐も結んでなかったので本当にただ羽織っているだけで前はオープン。ブラもしていませんでした。

 

当時の僕にとってはびっくりでしたが、実をいうと今でもよくあることです。

女性の病室には基本男性は入室しないですし、まして朝はみんなラフないでたちをしています。

 

そういうわけでその彼女もラフな格好で朝のまどろみにひたってたんだと思います。

そして僕はというと朝から冷や汗

見ちゃダメなのに視線がおっぱいから離れない

今更隠してくれとも言えないしいったところで聞こえてないだろうし、ジェスチャーでと思ったけどどう表現すればいいんだよ

 

検温が終わってナースステーションに帰ると

指導看護師「どうしたの?何かあった?いや、何かあったでしょ」と言われて事情説明

 

思いっきり笑われてしまいました。

指導看護師「私も新人の頃は男性のケアに慣れるまでたいへんだったし、看護師なら誰でも通る道だから心配しないでいいよ。多分君のこと女の子だと思ったんだよ。マスクしてるしw」

「後で点滴の交換一緒に行ってあげるから、ちゃんと自己紹介しなさいよ。初めてのプライマリの患者なんだからしっかり信頼関係を築きなさい」

 

優しく厳しい指導看護師。

僕も今となっては指導側の人間ですがこんなに立派じゃないなあ

 

さて、点滴交換の時間になりました

 

指導看護師とドキドキしながら病室へ

すると女の子は病衣からTシャツ姿になってました

なんだかとても恥ずかしそう

 

すでに他の看護師から

「あなたの担当看護師は男の子だからね〜。朝検温に来てたでしょ?」

と言われたとのこと

 

そう言われて朝、検温に来た看護師が男性だったことを知って、同時に初対面でおっぱい見られたことも悟ったのです

 

女の子は顔をあからめて

「さっきはごめんなさい」と恥ずかしそうに言ってきました

指導看護師が代わりに点滴の交換をしている間に互いに自己紹介をしましたが

指導看護師によるとお互い顔が真っ赤で面白かったらしいです

 

看護師3年目となった今でもこうしたハプニングはあります

 

例えば、ヘルプで女性の入浴介助に入ったときも、途中で「あら?あなた男の人だったの?」とひやっとする場面があったりします

それでトラブルになることは一度もないですが

やはり、僕は女性に間違われることを時々忘れてしまい「僕男ですけど大丈夫ですか?」と確認し忘れるとこういうことになります。

 

女性へのケアのとき気をつけていること

 

女性患者の中には、女性の看護師より僕にケアしてもらいたいと言ってくれる人がいます

 

男性看護師にとってとても嬉しいですね

 

その理由が高い看護技術と気遣いだと思います

もちろん高い信頼関係ができてることは大前提ですよ☆

 

例えば、女性患者の肌を露出するケアを行う時は、まず環境を整えます。

外から見えないようカーテンはしっかり閉めます。

 

そしてタオル

露出する肌が最小限になるようにタオルをうまく使って清拭などするようにしています

 

もちろん観察も必要

 

清拭などするときは全身隅々まで観察します。

でも観察が終われば不要な肌の露出をしないように注意します。

 

そうした方がケアを受ける患者も安心ですよね

不意に誰かが入ってきても

体がタオルで隠れてるので裸を他人に見られる心配がなくなります

 

他にもいろいろあります

ケア前に手を温めておく

途中で患者が裸のまま、その場を離れないよう物品準備を徹底する

それでも忘れ物したら自分で取りに行かないでピッチで他の人に頼むとか

 

お風呂介助の気遣い

お風呂のときに必要なことはズバリ

しっかり洗うこと

患者によっては久々のお風呂の方も多いはず

 

遠慮せずできるだけ力を入れて隅々まで洗い上げてスッキリしてもらいます

 

陰部もそうです

女性の陰部に関しては、女性より男性の方が構造的理解がある場合があります

 

だから男性の僕の方がどこざ汚れやすいか詳しいと勝手に思ってます

 

また、僕は男なので、女性が陰部を触られる感覚がわかりません

だから遠慮なしに隅々までしっかり洗い上げます

 

逆も然り

男性患者が女性看護師に陰部を洗われてるところをみると、も、もっと優しくしてあげて

と思います

女性は男性が陰部を触られる感覚なんて知らないから力加減がわからないのといっしょです

 

力加減が大丈夫かは表情から読み取りましょう

「も、もっと優しくして」

というのは恥ずかしいかも

 

今回はここまで

質問や、私はこうしてるなどあればコメントくださいね☆

 

 

コミュ障男性看護師が教えるコミュニケーション術〜自分から話しかけない会話術〜

「えっ!僕くん看護師になったの!?」

「あの僕くんが?嘘でしょ!」

 

これは僕の中学、高校時代を知るお友達に再会すると必ず言われることです。

 

コミュ障だった、今でもコミュ障ですが

学生時代の当時を知る人たちからすると

高いコミュニケーション能力を必要とする看護師に僕がなったということは天地がひっくり返るような衝撃的事実なのです

 

実を言うと僕の親も

「看護師になりたいな」

と言われたときは本当に驚いたらしいです

 

看護師になろうと思ったきっかけは

今また始まったドラマ

「コードブルー」

をみて、

「看護師かっこいいな」

こんなふうに人を助ける仕事があるんだ

と思ったのがきっかけ

 

そのときまで看護師になろうなんて思ったこともなくて

 

しかもそのドラマを観たのがちょうど大学浪人中

 

将来の夢もなかった僕が、受験と夢の方向性を決めるには十分な後押しになったのです

 

そのときの僕にはコミュ障でも看護師できるのかな?みたいな考えはなくて

 

ひたすら受験勉強して

結果国立大学に受かって

女子とろくに会話したことない僕が、女子だらけ、女子しかいない看護学科に飛び込み

今や看護師3年目

 

そんな僕から今回わ

大学時代周り女子学生しかいない環境で育ち、今や思春期の女の子の患者が多い病棟で働く

そんなうちに会得した

 

「コミュ障看護師が教えるコミュニケーション術」

 

をシェアしたいと思います

これはコミュ障でもできる

コミュ障だからこそ身につけてほしい

コミュニケーション術だと僕は勝手に思ってます

 

そしてコミュ障だからと看護師を諦めない

やめないで

そんなふうにも思ってます

 

あなたはどんなコミュ障ですか?

ひとくちにコミュ障と言ってもいろいろあると思います。

このブログでは僕が患っているコミュ障を中心にお話をします。

 

僕のコミュ障はズバリ

自分から話せない

会話が続かない

3人以上の多人数になると不思議と全く発言しなくなる

 これです

僕と同じだよってかた多いんじゃないでしょうか?

 

僕みたいに

長男で、小さい頃から大人の顔色を気にして

生まれもった内気な性格なインドア男子にはもってこいのコミュ障タイプですよね

 

そして人見知りときたもの

 

看護師がそれでやっていけるのかよ〜

 

だって出会う患者みんなが初めまして

そんな方達と高い信頼で結ばれて看護を展開する

それだけじゃない

 

医療の世界は情報のスピーディかつ正確な共有、伝達が必要です。

患者から得た情報は看護師、医師と共有し方向性を決めますし

急変時は高いチームワークでコミュニケーションをとって対応が必要です。

 

患者との信頼関係の構築

看護師、医師その他スタッフとの円滑なチームワークを築くには普段からのコミュニケーションがとっても大切です。

 

やっぱりコミュ障には看護師無理じゃん!

 

いいえ、そんなことはありません

だってコミュ障の僕が今まさに看護師やってるんですから

 

さて本題に入りましょう

ここから僕が大学時代、看護師になってから会得した

コミュ障のためのコミュニケーション術を伝授いたします。

 

これはコミュ障ならば身につけたいスキルです

コミュ障にはコミュ障のためのコミュニケーション

方法があるのです

 

自分から話せないなら話さなくて良い

自分から話すのが苦手

何を話したらいいのかわからないからいつも黙りがちだよ

 

こんな僕みたいな人がコミュニケーションを取ろうとすると

「何か話さないと」

と思って空回り

 

苦手なのに頑張る内気な頑張り屋さんだから

急に出した声はなんか変なトーンになってるし

そんな感じでストレスになってどんどん黙りがちになってしまう

 

そんな僕みたいなコミュ障さんは

無理して自分から話さないでもいい

自分から話すことがコミュニケーションのすべてではない

反対に

相手から話しかけてもらえる

そんなコミュニケーションを目指しましょう

 

話しかけてもらえれば結構話せるコミュ障さんも多いはず

 

じゃあどうするの?

 

話しかけられても会話が続かないよ

大丈夫

相手から話しかけられて、なお円滑なコミュニケーションができる方法がちゃんとあります

 

普段から自分の感情を声に出そう

難易度高そうじゃないか!

これできるまでコミュ障には大変かも

でも僕が伝えたいコミュニケーション術はまさにこれなんです

 

コミュ障で黙りがちなコミュ障さんは周りから見ると何を考え、感じているのか謎な存在に見えます

 

ミステリアスといえば聞こえはいいですが

リアルな世界にミステリアスのステータスは必要ないです

 

そんな謎なコミュ障さん、話しかけづらいんです

黙りがちだから話しかけるきっかけさえ掴みにくい

 

でもそのきっかけを作ってくれるのが

感情を声に出す

ということです

黙りがちなコミュ障さんでも、ちゃんといろいろ感じてるし

繊細で深く考え過ぎるから普通の人より感受性が高い人も多いですよね

 

だったらそれをそのまま声に出してみてください

例えばこんな簡単なものでいいんです

「すごい!」

「嬉しい!」

「なにこれ?」「不思議だな」

パソコンとか電子カルテでエラー画面とか出たら

黙ってないで小さな声でもいい

「あれ?なにこれ?やばいかもしれない」とか

同僚の看護師が可愛いナースウォッチでも使ってたら、それを可愛いと思ったなら

「それ可愛い」なんて言っちゃってください

 

コミュ障のあなたから発信された感情は、周りのコミュ障じゃない人は必ず受信してくれます

そして気にかけてくれます

話しかけてくれます

会話の切り口になるんです

 

特に女性との会話では

こうした感情の共有を中心に話が盛り上がることが多いですよね

女子会に参加するとよくわかります

そう僕はなぜかよく女子会に誘われます

でも今は怖くないんです

自然と自分の感情が声に出るようになれば、女子会みたいなコミュ障にはハードルがバカ高い別世界でも楽しく会話に参加できるんです

女の子が話す内容に感じたことを声にボソボソっと

「へー面白い」「そんなことがあるんだあ」

すると

だよねー僕くんもそう思うでしょ〜

 

この方法は仕事場で良好な関係を作るのにももってこいです

話しかけられる存在になる

気にかけてもらえるようになる

というのは

看護師やっていくうえではとても良いこと

 

そして医師も話しかけやすい看護師を頼りにしてくれます

そしていざというとき助けてくれます

 

自然と聞き役になれる

気づいたかもしれませんが

このコミュニケーション方法をとると

あなたは自然と聞き役になれちゃいます

 

そう

コミュ障さんは聞き役になるのが一番です

話し手になるより聞き手のほうがコミュ障には楽ですよね

 

看護師としても聞き役になれることはとっても強みになります

 

患者からの情報はもちろん

病棟内の情報、人間関係、噂とか

ほとんど耳に入るようになるので

それを知ったうえでうまく立ち回ることもできます

 

まとめ

どうでしたか?

役に立ちそうでしょうか

 

感情を声に出す

 

僕はこれのおかげでコミュ障看護師を続けています

気をつけてほしいのは

独り言をぶつぶつ言ってるような感じにならないようにすることですね

あくまで感情を声に出すことを心掛けてくださいね

 

これを続けていれば

「早く帰りたいな」が

いつの日か 

「早く帰りたいね」

になります

 

今回はここまで

わたしはこうしてるよ、ああしてるよ

などあればコメントください

僕もまだまだいろんなコミュスキルを身につけたいです